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西陣織の魅力と歴史について

本格的な西陣織が始まったのは500年程度という事をご存知でしょうか。今回は西陣織について迫っていきます。

西陣織の魅力

より皇族や貴族のテーラーメイドとして愛され続けてきた

歴史と品格のある織物です。

その当時、西陣織の主流は手織りで、

1日に数ミリしか織り進めることが出来なかったといいます。

本当に本当に貴重な、

ハイエンドな方々しか手にすることのできないものだったんですね。

西陣織の歴史

皆さんは西陣織の歴史をご存知でしょうか。実は、西陣織と応仁の乱はつながりがある事をご存知ですか。それを知る事で、現代の西陣織とは何ぞやという事を理解していただければ幸いだと思います。
西陣織の歴史は五百年程度だが、この地方の絹織物の歴史は古く、波乱万丈である。
五、六世紀の頃、朝鮮から千人ほどの人々をつれて日本に渡来した秦氏が養蚕を行い、絹物を織り始めたのが、この地域の織物の起源である。延暦十三(七九四)年、都が平安京に移され宮廷御用の織部司が京都に置かれると、天皇家、貴族、官僚たちの衣服を織る機業地として栄えた。この頃、羅、紗、綾、錦、穀などのすぐれた織物が生産された。
実は外国の最新技術が元になって、どんどんクオリティーアップにつながっているのです。現代の自動車産業につながるところを感じますね。それが日本の良さだという事なんです。
室町時代の中頃、京都の街を舞台に東軍と西軍が争う応仁の乱が起こります。乱は11年間も続いたため、多くの職工たちが戦火を逃れて和泉の堺などに移り住み、大舎人町の織物業は壊滅状態となりました。しかし、戦乱が治まると彼らは再び京都に戻り、もとの場所にほど近い白雲村(現在の上京区新町今出川上ル付近)や、戦乱時に西軍の本陣であった大宮今出川付近で織物業を再開しました。西陣織という名前は、西軍の本陣跡、つまり西陣という地名がその由来です。
実は名前の由来になっていたんですね。これを知らない人は案外多いようです。実は西陣という地名は京都にはないそうで、あくまで通称だそうです。
安土・桃山時代には,堺を経て明の技術が輸入されたことから新しい織物が発案され,高級精妙な西陣織の基礎が築かれました。

 江戸時代に入ってからは,幕府の保護のもと西陣の黄金時代を迎えました。特に西陣の中心だった大宮通今出川交叉点附近は,千両ヶ辻と呼ばれていました。毎日のように下京の糸商人がやってきて,千両を超える糸取引が行われていたことから,この名が付けられたといいます。

現在のブランド物といったところでしょうね。
ところが、江戸時代にたいへん栄えた西陣織でしたが、明治維新により首都が東京に移ると、伝統的な織物類が急速に衰えはじめました。危機感をおぼえた京都府は、貧窮した織元に救済金を貸与したほか、1872年に織物の先進国フランスに、織物伝習生を派遣することを決めました。織工の佐倉常七は、染色工の井上伊兵衛、器械工の吉田忠七とともにリヨンに派遣され、苦労のすえ織物技術を習得し、オーストリア製のジャカード、バッタンなど10種類もの機械と技術を携えて翌年に帰国しました。
伝統というのは守るだけではだめで、時代に迎合する面も重要という事でしょう。
近代の西陣織です

近代の西陣織です

 時代は明治から大正となり、大正4年(1915)には大正天皇の即位礼が挙行されることになりました。大正や昭和の即位礼(いわゆる「御大典」)の舞台は、京都御所ですね。
 これにあわせて、各方面で大典記念事業が計画されます。ここ西陣でも、ひとつのプランが実行に移されました。それが、織物館の建設です。
まず新製品を展示して、西陣織をPRする。また、織物等の製品や資料などを国内外から集め、製造業者の参考に提供するとともに、一般にも公開する。そして、製造者と問屋、呉服店等の仲介をする-―といった感じでしょうか。
 織物館は、西陣織物同業組合によって開設されたので、PR施設であるとともに、組合員(製造者)の製造、販売の便宜をはかる意味もあったわけです。
こうした西陣織の技術は時代の波に乗りながらうまく存続していったわけです。

終わりに・・西陣織の現在

一方で,労働力を求めていわゆる「出機」(でばた,下請け工場)の地区外化が進み,例えば西陣帯の約6割が京都市外で織られています。また最近では高級な着物や帯だけではなく,ネクタイやバッグ,カーテンやお守りの袋など多様な織物も製造されるようになりました。社会の変容に対応した変化が,西陣織にも求められています。

 昭和51年には綴織(つづれおり)・錦織(にしきおり)・緞子(どんす)・朱珍(しゅちん)・紹巴(しょうは)・風通(ふうつう)・綟り織(もじりおり)・本しぼ織・天鵞絨(ビロード)・絣(かすり)・紬(つむぎ)の11種が,国から伝統的工芸品に指定されました。

見た目も性能も高いです。

見た目も性能も高いです。

今後も様々な技術を私たちに紹介してくれることでしょうね。
京都の伝統産業である西陣織、京友禅、京袋物の技術を融合し、機能性素材(炭素繊維)を用いたマルチシーンに対応する、軽くて丈夫なバッグです。
 炭素繊維は、軽くて引張強度が非常に強い長所がある一方、炭素繊維単独では摩耗により毛羽が出やすいなどの欠点があることから、これまでは樹脂の中に埋め込み、飛行機の機体やスポーツ用品などに主に使用されていました。今回の研究では、先端素材のイメージのある炭素繊維と伝統的イメージの強い絹を西陣織の技術を使って複雑な織柄を表現できるように開発し、絹の織柄部分に友禅柄を染色するとともに、樹脂加工によって耐摩耗性を向上させるなど、機能性とファッション性を兼ね備えたバッグを作ることができました(特許出願中)。
このように単に存続を目的にするのではなく、新しい技術と融合していって魅力的なものを多数作り出していっています。それは現代に入ってからではなく、日本のこれまでの強みと魅力が結晶された結果だと思います。今後も西陣織の動向には目が離せませんよね。
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