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着物や帯の文様を知って、もっと着物を楽しもう!

貴方は着物をどのような基準で選びますか。着物を着る場面を考えてだったり、手持ちの着物や帯に合わせてだったり、はたまた直感でという方もいるかもしれません。しかし着物や帯はお安いものではありません。だからこそ、用途や直感に知識をプラスしてもっと着物を楽しみましょう。まずは文様からスタートです。

正倉院文様:かの正倉院ゆかりの文様。

五重の塔のシルエット

五重の塔のシルエット

正倉院は奈良時代に建てられた東大寺の巨大な倉庫(正確には「大蔵」という)。
東大寺の法要、大仏開眼供養などの法具などと共に、染織品十数万点も収められている。
狭義には正倉院の染織品の裂(きれ)の模様を正倉院文様と云ったり、広義には正倉院に収められている楽器・調度品などの宝物を模様にしたもの全てを含めて正倉院文様と云ったりる。・・・
正倉院文様は格式の高い帯によく使われる。
正倉院はシルクロードの東の終着点と呼ばれています。そのため、所蔵品は日本の物だけでなく、遠いところではペルシャのものも含まれます。文様としては、唐花文や狩猟文は有名なところです。ちなみに、前者は名にもある通り中国ゆかりのもので、後者はペルシャゆかりで中国の影響を受けています。

有職文様:中国から伝わったものを和風化して。

平安神宮と松

平安神宮と松

唐時代の朝廷の文様に大いに影響され、唐朝の文様を単純化したものだといわれています。代表的なものに、小葵文、唐草文、幸菱文、立涌文、亀甲文、七宝文、雲鶴文など数多くあります。身近で親しみやすいものが多くあります。又、空想的なもの、異国的なものはありません。現在では、日本文様の基調であり、平安貴族の美的感覚がうかがえます。
今でこそ、お雛様のお衣装などで、どの家庭でも有職文様を見ることができますが、その昔は庶民の目には触れることすらなかったとても高貴な文様でした。しかし、そのような高貴な文様も、鎌倉時代以降、武士が用いるようになり、今では、庶民も普通に使うことができる文様となりました。

吉祥文様:幸せを願って。

春の麗かな日差しを受ける白梅

春の麗かな日差しを受ける白梅

「吉祥」とはめでたい兆し・良い前兆のことを指し、縁起がよいとされる動物・植物や器物などを描いた図柄を「吉祥文様」と呼びます。例えば、松・竹・梅の文様がお正月や結婚式などのおめでたい場面でよく用いられること、鶴と亀が長寿の象徴とされることは、よく知られるところでしょう。吉祥のシンボルは、図柄に表されるのみならず、歌に詠まれたり、文字に書かれたりすることもあります。このようなめでたいモチーフを用いることで、自分や家族・友人の幸せを願うのです。
有職文様にも吉祥文はあります。吉祥文様の人気が高くなったのは、江戸時代のことです。今日では婚礼衣装や留袖の柄によく使われています。御所車や檜扇、束ね熨斗に鶴、言葉だけを書き連ねても、何とも華やかでおめでたい印象を受けます。

具象文様:動植物などを華やかに。

紫色の菊の花

紫色の菊の花

具象文様は、植物に対象にしたものが最も多く、壺や花器など比較的大きい焼き物の素地を対象にした絵柄が多く見受けられた。動物文様では、雉、金鶏、孔雀など古典的な柄が多く書かれていた。
桜や菊など、季節の花は具象文様の典型的なものです。場合にもよりますが、着物に描かれているお花が、満開になるよりも前に、季節を先取りして着ると素敵です。ですから、春をイメージされるものは1月くらいから、秋をイメージされる柄は10月くらいからと思いましょう。

幾何学文様:点や線で作られる形も美しい。

石垣と紅葉

石垣と紅葉

日本の伝統的な文様の中で幾何学模様と呼ばれる種類は,市松(石畳),格子,三角(鱗文),亀甲,立涌,菱,縞,水玉などがあり,三角形・方形・菱形・多角形・円形など物差しやコンパスを使って描けるような図形を基本にして作られています。
 それらを連続的に並べたり,散りばめたり,配したり,組み合わせたりして様々に図案が作られました。
 幾何学紋様の中に,季節の草花や事象を組み入れた柄も多く作られています。
また,植物や自然などの文様を更に図案化を進めたものや,斜めにゆがめたり,形を崩したりして,新たな幾何学紋様が生みだされたりもしています。
着物とも、日本文化とも、全く関係ないところで、幾何学文様に近いものを見ることができます。例えば、オリンピックの五輪のマーク、和違いに見えなくもありません。また、チェス盤は市松文様です。幾何学文様は、人の心を惹きつける普遍的な柄なのではないでしょうか。

ざっとまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。もちろん、他にも模様はあることでしょう。この模様は何だろうと思ったら、歴史や由来などを調べてみるのも楽しいかもしれません。

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