《債権者が複数の場合》債権の一部だけを任意整理したい! | キュレーションメディア

《債権者が複数の場合》債権の一部だけを任意整理したい!

多重債務などで債務整理を行いたいとき、一部の債権だけを任意整理することは可能なのでしょうか?一部債権を債務整理する方法とは何でしょうか?一部債権を債務整理するメリットや、注意点などをまとめてみました。

任意整理について

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任意整理とは、債権者と返済の方法や返済の額について交渉をして、支払いが可能になるような(今よりもよい)条件での合意を成立させる手続きです。裁判所は関与しません。
すべての債務整理の手続きの中で、最もよく利用されるのが、この任意整理の手続きです。
任意整理は、裁判所を通さずに債権者と直接債務整理交渉を行うことです。
その際には弁護士などの専門家に依頼をすることが多くなります。
直接交渉をするので、法的な手続きを踏まずに債務整理を行えますね。

債権者平等の原則

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任意整理も,裁判手続ではないとはいえ,倒産手続の一種です。そのため,債権者平等の原則が妥当します。

債権者平等の原則とは,すべての債権者を平等に扱うという意味です。

一部の債権者だけ任意整理をし,その他の債権者については任意整理をしないということになると,任意整理をした債権者だけは,約定どおりの返済を受けられなくなるのに,その他の債権者は約定どおりの返済を受け続けることができるということになり,債権者平等に反する可能性があります。

そのため,原則として,任意整理においても,すべての債権者を対象として任意整理をすべきということになります。

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債務整理において、この債権者だけを債務整理をするというのは原則認められていません。
それが債権者平等の原則と言うことになります。
ですが任意整理の場合に限っては例外もあります。

一部債権者

実務では一部の債権のみ対象にするケースもあります。任意整理は、個別の債権者と任意で債務整理について交渉を行う方法です。任意整理にも債権者平等の原則は該当しますが、交渉に応じるか断るかは債権者の判断です。これに応じた債権者は、平等性よりも少しでも債権回収することを選んだということになります。
任意整理の場合、戸別の債権に対して任意整理を行うという方法も実務上では行える事になっています。
これは依頼先の代理人によって対応が異なりますが、ご自身でこの債権は任意整理をしたいというのも選択することは可能ですね。

一部任意整理のメリット

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住宅ローンには抵当権、マイカーローンには所有権留保(ローン完済までは車は所有名義が信販会社となる状態)が付いています。このため債務整理を行うと持ち家が競売にかけられたり、車を信販会社に引き渡さなければなりません。しかし任意整理でこれらのローンを対象から外せば、持ち家や車を所有し続けることができます。当然、ローンは延滞なく返済することが大前提です。
任意整理の対象を、ご自身が残したい資産から除外すればその資産に関しては手放すこと無く債務整理が行えます。
住宅や車などは特に手放したくない資産だと思いますので除外することで、守ることは可能です。

注意すること

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一部債権者のみ任意整理をしたことによって、他の債権者への返済が滞るようなことがあっては元も子もありませんので、そうならない範囲で任意整理を受任してもらうことができるのです。

とはいえ、専門家に依頼をする際には、一部のみを債務整理したい場合であっても、全ての債権者をしっかりと報告をするようにしましょう。

後から債権者が判明した場合には、専門家との信頼関係に傷がついてしまうかもしれません。

さらに、日本弁護士連合会では「債務整理事件処理の規律を定める規定」という、債務整理処理におけるルールを規定しているのですが、そこでは任意整理であっても一部債権者のみ受任をすることはできないとされているにも関わらず、事情を汲んで受任をしてくれる弁護士もいますので、嘘の報告等はせずに正直に伝えることが大事です。

一部の任意整理だけを行う際には、代理人となる弁護士などには全ての債権について説明をしなければいけません。
これは、弁護士規定では一部債権の任意整理をすることは認めていないのですが、それでも行ってくれる弁護士に対する理解をしてもらうためです。
この報告を怠ってしまうと、途中でその事実が発覚した場合代理人を辞められるという事になってしまいます。
全ての債務、そして返済可能である額について事実を言いましょう。
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