日本の伝統工芸品の帯。それぞれ地域の帯の特色を知ろう。 | 日本最大級のライフスタイルメディア サイトモ

日本の伝統工芸品の帯。それぞれ地域の帯の特色を知ろう。

西陣織や博多織、日本の各地には伝統工芸として息づく和装の帯があります。名前は聞いた事があっても詳しくは知らない。そんな人の為に、伝統工芸品として有名な各地の帯の特徴や特色をみてみましょう。

西陣織

西陣織の特徴は、「多くの品種を少量ずつ作る方式をもととした、先染めの紋織物」にあります。綴(つづれ)、錦、緞子(どんす)、朱珍(しゅちん)、絣、紬等、多くの種類の絹織物が作られています。特に多色の糸を使う紋織物は絢爛豪華な糸使い紋様の精緻さを誇ります。
先染めで少量ずつ作るのが最大な特徴です。
確かに西陣織はバラエティ豊かで、同じ柄の物などはあまり見たことがありません。
少量を沢山作るからこそ個性豊かな織物が出来るのでしょう。
西陣織の特性を一言でいえば“多品種少量生産方式を基盤とした先染の紋織物”ということができる。この特性を十二分に発揮するためには、平安朝以降連綿と続いてきた文化の担い手としての優れたデザインの創造力と、それの織物としての表現力が必要である。西陣の織屋は、常にそのことのために努力を重ねている。西陣産業が知識産業といわれる理由もここにある。
多品種を作ると言う所にポイントがあるようです。
制作者としてオリジナリティを出さなければいけません。
似たような物は没個性になり、デザイナーが苦労しそうな世界です。
それだけにクオリティが高いのもうなずけます。

博多織

多くの経糸(たていと)で柄を出すのが一番の特徴だそうです。
そのため生地に厚みがあり、帯を結ぶ時博多織独自の「絹鳴り」がします。
京都の西陣織と比べても2~4倍ものタテ糸を使って構成される為、帯は締めても緩みにくく、シワも手で伸ばすだけで伸びるとあって武士も愛用していた程。

また、出来上がりまでの26もの行程を、分業生産せず全て一貫生産するのも特徴で、一つの作品に意匠(デザイン)→仕掛け→染め(外注)→糸繰・整経→製織→仕上げ→検品とそれぞれの職人さんが携わる為、気持ちのこもった製品ができるんだそうです。

博多織は分業生産せず一貫生産するようです。
多くの専門家で分業性で作られる西陣織とは対象的です。
職人が一連の作業にすべて携わる為、作家の作品的な意味合いも強いでしょう。
江戸時代に黒田藩の保護を受け、江戸幕府へ毎年、献上されたことから「献上博多織」と称されるようになったこの絹織物は、シンプルながら堅固で潔い意匠が特徴的です。密教法具が図案化された「独鈷」と「華皿」から構成されますが、前者はもともと古代インドの武器で、尖った両端で煩悩を打ち砕くという役割があり、後者は法要の際に散華する花を盛る器のこと。またその間に入る縞が2種類あり、それぞれ、太い縞2本が細い縞を左右から挟む「子持縞」と、逆に太い縞を2本ずつの細い縞が両脇から支える「孝行縞」と称します。
博多織の模様は個性的です。 シンプルで幾何学模様のような、質実剛健な感じがします。
武士の庇護を受けて発展した背景があるので、そういった柄が好まれたのかもしれません。
細い経糸(たていと)を多く用い、太い緯糸(よこいと)を筬で強く打ち込み、主に経糸を浮かせて柄を織り出すのが博多織の特徴。先染めまたは先練り。材料は絹糸・金糸・銀糸など。生地に厚みや張りがあって、帯としての用途に適する。博多帯の締め心地には定評があり、締める際には「キュッキュッ」と絹鳴りする。力士は幕下以上にならなければ博多帯を締めることを許されない。
締め心地が抜群に良いようです。キュッキュッと音が鳴るのも気持ちよさそう。

桐生織

伝統工的芸品・桐生織
日本で江戸時代までに使われていた技術または技法で、今でも産地にその技術または技法が伝えられ、つくられている製品をいいます。 桐生織の「織り方」には7つの技法があって、いろいろな種類の織物がつくられます。
桐生織は、昭和52年10月に通商産業大臣から伝統的工芸品桐生織の指定を受けました。
桐生と言えば絹の生産で有名です。
糸の生産から織物の生産まで、一環して行える下地がある土地なのだと思います。
桐生織物は1200年前の記録まで遡れるながい歴史を持っています。江戸時代には、幕府の保護もあって「西の西陣、東の桐生」といわれるまでに栄え、明治時代にかけては数々の技術開発や工場制手工業制の確立、ジャカード技術の導入などにより、さらに発展しました。
桐生織は相当に歴史が古いですが、割合近代化が進み、新しい織物としての力も伸ばしているようです。
伝統にとらわれず、新しい手法で斬新な製品を作る姿勢は見習いたいものです。

最後に。

無料イラスト 扇の舞(透過png)

日本の伝統工芸の織物の帯としては、
西陣織・博多織・桐生織の三つが有名です。

これらの帯の特色を抑えておけば、
和装のTPOで着物に合った帯を
選ぶ事が出来るでしょう。

オススメの記事

このまとめのキュレーター

カテゴリ一覧

新着のまとめ

最新のトレンドを知るなら、ここをチェック

FXで重要な資金管理ってなに?

kouda

知っておきたいドル円の歴史について

kouda

マイナス金利時代の今こそスワップポイントが狙い目

yamada

【英ポンドから】基軸通貨の歴史について【米ドルへ】

kouda

一目均衡表を使って楽しくFX

kouda

 

日本最大級のライフスタイルメディア サイトモ |