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MRI室に転職する前に知っておきたいこと

MRI室が独立した部署として扱われるようになり、専門の看護師が配置されるようになりつつあります。仕事内容、やりがい、苦労を見てみましょう。

MRI検査とは

MRI(Magnetic Resonanse Imaging;磁気共鳴画像)検査とは、X線撮影やCTのようにX線を使うことなく、その代わりに強い磁石と電波を使い体内の状態を断面像として描写する検査です。
体内の水素原子が持つ弱い磁気を、強力な磁場でゆさぶり、原子の状態を画像にします。検査概要として、患者さんにはベッドに仰向けに寝ていただいた状態で磁石の埋め込まれた大きなトンネルの中に入ってもらい、FMラジオに用いられる電波を身体に 当てることによって、体の中から放出される信号を受け取りコンピューターで計算することで、体内の様子を画像として表します。
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MRIとCTの違いは

CT検査は、X線を体の回りにぐるっと当てて得られた情報をコンピューターで計算し、格子の目のような2次元画像を作る方法です。最近は検査の台を動かしながら複数の検出器を用いて撮影できる装置(MDCT)ができて、検査時間が大幅に短縮しました。頸部から骨盤までおおむね25秒ほどで検査が終了します。この為、広い範囲の検査にはCTが適しています。またMRIでは骨や肺の描出が難しいので、骨や肺の状態を観察したい場合にはCTが適しています。
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似て非なるMRIとCT
MRI検査は、X線の代わりに強力な磁石と電波を利用し体内の水素原子の量と水素原子の分布状態を検出し画像を作ります。人間の体は大半が水分で構成されているため、体内の水素原子の状態から、体の情報を知ることができる検査なのです。この検査では、放射線を照射しないため、検査を繰り返し行う場合に適しています。画像作成でも、横断面(輪切り)だけでなく、冠状断面(横切り)や矢状断面(縦切り)など、どんな断面像でも得ることができます。CT検査との比較では、検査できる範囲が狭い、検査に時間を要する(20分~40分)、骨の変化がわかりにくいなどがあります。
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MRI,CTそれぞれに長所と短所があります。

MRI室看護師の仕事は

MRI検査を行う際には多くの注意事項があり、それを患者さんにきちんと説明し協力してもらう必要があります。具体的には指輪や腕時計といった金属類を外すこと、検査中は同一体位を保持すること、撮影部位や検査内容によっては絶飲食を行うこと等です。
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注意事項の説明も看護師のお仕事です。
CT室で勤務するナースは、診療放射線技師の資格が無ければ操作することはできませんが、MRIは放射線を使わないため看護師も操作が可能となっています。多くの病院では診療放射線技師が担っていますが、法律上では看護師の操作も違法ではないのです。

MRI室で働くやりがいとは

CTとは違って放射線を使わずに行える検査であるため、妊婦さんや子供でも安心して検査を受けることができ、より正確な画像を見ることができることから、近年多くの医療機関に導入され、主要な検査法のひとつとなってきました。

現在ではあらゆる診療科から必要とされる検査法であり、このことにやりがいを感じているという意見は少なくありません。

MRI室看護師の苦労とは

MRI検査は意外と時間がかかり、最大60分はじっとしていなくてはなりません。この意外と時間がかかるというデメリットは今のところ解消できず、加えてMRIの機械が作り出す磁場によって、雑音がするという欠点が発生します。

これらに苦痛を感じ、退屈さに耐えられる人はあまりいないでしょう。良い大人でも退屈になってしまうことは珍しくありません。苦痛に耐えかねてストレスを感じ、検査を中止せざるを得ない患者さんも出てしまいます。

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閉所恐怖症の患者さんが、途中でギブアップしてしまうこともあります。
MRIは現在、ほとんど全ての診療科で必要とされる検査となっているため、非常に多忙な職場です。

MRI室看護師に求められる資質とは

閉所恐怖症の人たちに対応する為、比較的開放的なタイプの機械が新しく登場し、狭いところが苦手でも、じっとしていられなくても大丈夫なようになってきました。

新しい機械が導入されることで、MRI室に勤務するナースの声としては新しく知識を上書きしなくてはならず、大変な思いをするものです。

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新型MRIが登場するので、勉強し続ける必要があります。
MRIに対する知識のない患者さんが1回の説明で正確に理解することは難しいため、簡潔明快に、時には根気強く、説明する能力が求められるでしょう。

MRI室の求人に応募する前に確認すべきこと

MRIの操作がナースの仕事内容に含まれることを知らずに、勤務条件などに魅かれて転職し戸惑ってしまう人も多くいるので、MRI室での求人に応募しようと思った時には、仕事内容についてもきちんと確認することをおすすめします。
CTと異なり被ばくの心配がないので、誰にでも使用できるのがMRI検査です。
どの診療科からも頼りにされる検査方法であり、そこで働く看護師は多忙です。
転職を考える際には、やりがいは大きいですが、新たな勉強が求められる環境であることも理解しておくべきです。
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