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落ち着いた看護ができそうと看護師さんが転職希望する人気の<療養病棟>とは?

病状が比較的安定している患者さんが多い療養型病院です。職場の雰囲気もゆったりしていて残業も少ないため、家庭を持っていたり、育児に追われている看護師には人気の転職先です。

療養病棟、療養とあるのでどうしてものんびりしたイメージがあるようです。患者さんとのんびり毎日生活をしながら看護をする。現在勤めている忙しくて毎日が緊張続きの職場と比べると天国のような職場と思ってしまうでしょう。でも職場は職場、それなりに大変なところもあります。

看護師さんの勘違い!

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患者さんとゆっくりコミュニケーションがとれそう

中には意思疎通できない患者さまもいる・・・しかし小さな反応が大きなやりがいに。

「療養病棟では患者さまとゆっくりと向き合えそう」というイメージを持つ看護師さんが多くいます。 確かに、患者さまとじっくりと向き合いながら看護ができる職場ですが、中には寝たきりや意識のない患者さまもおり、看護に対して反応が少ない場合もあります。

「お話ができる、仲良くなれそう」というイメージだけを持って入職された看護師さんはギャップを感じてしまうこともあるようです。 しかし、そうした患者さまも、日々看護をしていく中で、「今日はちょっと手を握ってくれた」とか「表情が変わった」など小さな変化を見せてくれる場面が多々あります。 そこに大きな喜び、やりがいを感じるという看護師さんの声も多く聞かれます。

業務が楽しそう

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バタバタ感は少ないが、業務は多岐に渡るので大変!

療養病棟は、のんびりしていて楽そうというイメージがあるかもしれませんが、決してそうとは言えません。 確かに急性期病院に比べると、日常のバタバタ感は少ないかもしれません。しかし急変対応やステルベンはあり、常に緊張感をもって接していくことに変わりはありません。

また、寝たきりや全介助の患者さまがいれば、おむつ交換や定期的な体位変換、褥瘡のケアなど、業務は多岐に渡りますので、暇や楽…といったイメージを持つことは誤りと言っていいでしょう。 落ち着きのある中で、患者さま一人ひとりに観察眼を働かせながら、責任を持ってじっくりと看護を提供していくイメージといえます。

療養型病院って

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一般の病院と療養型病院の違いはどこにあるのでしょう。それは、設置している病床が一般病床か療養病床かの違いにあります。医療法によって、一般病床と療養病床は区別されていて、一般病床は急性期の患者さんのための病床で療養病床は慢性期の患者さんのための病床です。

一般病床は、入院期間も短期(約1ヶ月前後)で、手術や全身管理などが必要な状況のため、濃厚な治療と看護が必要な患者さんのための病床のことです、療養病床は、急性期を過ぎて病状は比較的安定しているものの、治癒困難な状態が続いており、まだ治療・加療が必要な状態の患者さんのための病床です。療養病床の場合は、入院期間が長期に及び1年以上になることもあります。

入院期間が長い

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療養型病棟は、その名前のとおり「療養するための病棟」です。急性期病棟での積極的な治療は必要ないけれど、まだ治療は続けていく必要があって、自宅に戻ることはできないという患者さんが療養するために入院しています。

療養型病棟に入院している患者さんのほとんどが入院期間が長く、数ヶ月単位、場合によっては1年以上入院している人もいます。

療養型病院の看護師の仕事

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via goo.gl
療養型病院の看護師の仕事は、一般病院の仕事とどう違うのでしょうか?病状が安定している患者さんが多いので、医師の医療補助の仕事は少なく、その分介護に関わる仕事が多くなってきます。

また、長期入院の患者さんが多いので、患者さん一人ひとりと向き合った深いかかわりを持った看護を提供できるのも大きなポイントです。褥瘡や皮膚トラブルを抱えている患者さんも多いため、そのような分野に興味のある看護師には療養型病院はおすすめです。

療養型病院は、受け持つ患者さんの数は多いですが、慢性期で病状も安定している人が多いので、職場の雰囲気もゆったりしているところがほとんどです。結婚や出産を機に一度仕事を辞めて、復職を考えている看護師さんは療養型病院で働くのも良いと思いますよ。

看護の質や方針

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一番のポイントは、患者さんに対してどのような質の看護を提供しているのかだと思います。最近は減ってきていますが、療養型病院の中には「寝たきりの患者さんだから、寝かせきり」、「とりあえず、現状維持」というようなケアを行っている病院も多いのが現状です。どの程度リハビリを行っているのか、自宅復帰を目指している患者さんはいるのかをしっかりと把握しておく必要があります。また、看護計画はしっかり立てて、実践されているかも転職する前に確認できると良いでしょう。

療養型病院のメリットは、長期に渡る入院生活を送る患者さん一人ひとりとしっかり向き合って看護できるという点です。そのような看護をするために療養型病院に転職したのに、その病院の方針と自分の理想とする看護が違っていたら、仕事へのモチベーションは上がりませんし、看護師としてのスキルアップも望めなくなってしまいます。せっかくの転職も失敗に終わってしまったら残念ですよね。

医療制度と療養型病院

療養病床は、医療療養病床と介護療養病床に分けられていて、介護療養病床は2018年3月までに廃止になることが決まっています。2018年3月以降は、介護療養病床に入院している人は医療療養病床や介護施設への転院か居宅介護サービスを利用して自宅へ帰ることになります。

そして、それまでの介護療養病床の設置していた病院は、新型老健へ変換することになりますので、せっかく療養型病院に転職したのに、その病院が介護施設になってしまうということもあるのです。そのため、その療養型病院は、医療療養病床なのか介護療養病床なのかをしっかりと調べておく必要があるでしょう。

残業時間が少ない

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療養型病棟は基本的に緊急入院はありませんし、急変もあまり多くありません。そのため、残業時間が少ないんです。残業が少なければ、プライベートの予定を立てやすいので、仕事終わりに「友達とご飯」、「ちょっとショッピング」なんてこともできますよね。

「急性期の病棟勤務3年⇒療養型病院」への転職を考える

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療養型病院と一言で言っても病院らしいところもあれば、施設みたいなところもあり病院によって様々です。 療養型だから「のんびりしている」と思い込まずに、転職先の患者の受け入れ態勢や、患者と家族への関わり方等の病院の方針は必ず確認しておきましょう。  

また、療養型病院は年配者が多く、循環器、精神、整形、脳、泌尿器、皮膚など多くの疾患を併せ持っている患者も多いものです。幅広い医療知識が必要な現場でもあります。  

職員の入れ替わりが激しい病院は、現場が思ったよりハードかもしれませんし、雇用形態になにか問題があるのかもしれません。  入院や退院が頻繁にあるのか、緊急入院は受け入れるのか、病院の看護師の割合はどれぐらいなのか、医療援助を積極的に行っていく方針なのか自然にある程度任せる方針なのかで、現場で働く看護師の忙しさがある程度違ってきます。

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