【判断の分かれ目】債務整理を行えば、過払い金請求はできないの? | キュレーションメディア

【判断の分かれ目】債務整理を行えば、過払い金請求はできないの?

CM等で名前を耳にされた方も多い過払い金。払いすぎた利息とのことですが、債務整理を行ってしまうと過払い金は請求できないのでしょうか。

債務整理後は過払い金は請求できない?

 (6319)

利息制限法で決められた上限以上に取り続けていた利息のことを過払い金と呼びます。
日本の法律では、一定の金額に満たない債務に関しては18%以上の利息の徴収が禁止されています。
ですが、この法律よりも多くの利息を取り続けていた業者が多かったため、
裁判所は法律よりも多く徴収した利息を債務者に返金することを義務付けました。
この利息を請求することこそ、過払い金請求です。
CMでよく耳にする「払いすぎた利息を過払い金」と呼び、
「払いすぎた利息は戻ってくる」という言葉は、こういう意味だったということです。

過払い金請求の手続きにかかる期間は、一般的に3ヶ月~半年程だと言われています。
裁判を起こした場合は1年ぐらいかかると言われています。
一刻も早い解決を望むのか、戻ってくる金額に重きを置くのかによって、かかる期間は変動します。

> 過払い金があったとしても、既に債務整理を行ってしまった場合は10年以内でも過払い金の請求権は無くなるのでしょうか??
過払い金があるなら、請求可能。

一般的には、過払い金を使って債務を圧縮することが多い任意整理後は、過払い金はなくなっているのが普通。
また例え過払い金があっても、債務整理時に合意しているので、債務整理時の合意を無効にするという一手間がかかる。

債務整理を行った後に、過払い金請求は行えるのか、といった質問に対する返答がこちらとなります。
利息制限法には利息制限法の利率を超えていても、出資法の制限を守っていれば、債務者が任意に支払った利息は有効との規定があります。債務整理でお互い納得して、あとは頼まれてもないのに一括して払っちゃったんでしょ。貴方が任意に、あるいは法に従って払った利息は過払いになりません。ですので貴方に過払い金など一銭も無いと思います。請求権以前の話し。
同様の質問に対して、別の方が答えられた記事がこちらとなります。

任意整理後に過払い金は請求可能?

 (6324)

任意整理なら、過払い金があれば、残債と相殺することになります。相殺した上で過払い金があれば、その後の任意整理で返還されますが、他のローンとの相殺もありますので、残る金額は少ないでしょう。つまり、任意整理時に過払い金の相殺も済んでいることが多いということです。
任意整理で支払っているということは、あなたが残債務を認めて和解しているということです。したがって、過払請求はできません。
なお、和解の錯誤無効などを主張して請求する例もありますが、勝算は低いです。
こちらの記事は、任意整理後に過払い金請求は行えるのかという質問に対する返答となります。

特定調停後に過払い金請求をしたいのだけれど……

 (6329)

特定調停は貸主と借主が話し合って合意したものですので、原則として双方がその内容に縛られることになります。では、特定調停の結果、債権者との間で合意が成立した後に過払い金が発覚した場合、その返還請求ができるでしょうか。調停の条項には、「相互に債権債務がないことを確認する」というような記載がされている場合がありますが、このような場合でも過払い請求ができるのかという問題です。
ちなみに、最近では、このような条項とはなっていない場合が多く、「債務を負担していないことを確認する」となっている場合が多いようです。借主が債務を負担していないことしか確認しておらず、債権が存在しないことは確認していないため、この内容であれば問題なく過払い請求は可能です。
特定調停においては過払い金返還請求ができないことになっています。

そのため,特定調停を行い,債権者から開示された取引履歴をもとに引き直し計算した結果,過払金が発生していることが判明した場合には,別途,過払金返還を求める交渉や訴訟などを提起しなければならないということになるでしょう。

もっとも,その前提として,特定調停をした後に過払金の返還を請求できるのかどうかということが問題となってきます。

この点については,特定調停における和解(または17条決定)においてどのような内容が定められているのかによって,結論が異なってくる場合があります。

特定調停で合意したときは、過払い金があることを知らなかった場合です。
そして、あとから気づいた場合に過払い請求できるのでしょうか。
調停調書の記載の中には、条項で「相互に債権債務がないことを確認する」という内容がある場合があります。この場合でも過払い金請求は可能なのでしょうか。
先ほどの通り、調停調書には確定判決と同じ効力があります。それを考えると、「相互に債権債務がないことを確認する」となっているので、あとから争うことは難しいと思われますが、過去に判例が出ているので過払い金請求が可能な場合があります。
特定調停後の過払い請求が可能か?は、個人で判断できない

平成18年5月25日和歌山地裁新宮支部判決
平成22年10月28日名古屋高等裁判所判決
上記の判決などでは、特定調停の過払い金については合意が無効であるとし、貸金業者に対して過払い金の支払いが命じられました。
簡単にいうと「借主について、過払い金が発生していた事実を認識しておらず、そのことについて貸金業者が取引履歴を開示しないなど責任がある場合は、調停は錯誤があったので無効である」という判断をされて、過払い金請求が認められています。
ただし、1つの判例があるからどんな場合でも大丈夫なわけではなく、特定調停後の過払い金請求が可能かはケースバイケースです。
その人によって状況が違うので、専門家へ一度ご相談いただくのがよろしいかと思います。
※通常、過払い金の時効は最終の取引から10年となっていますので、過払い金があるかもしれない方は早めに専門家に相談してください

自己破産を行っても、過払い金は請求できる?

 (6334)

個人破産の場合は,破産時に依頼した弁護士等や破産管財人により回収されていなければ,原則として,できます。 ただし,過払状態であることを知りながら敢えて債務があるものとして申し立てた等の場合には,破産後の請求が権利濫用・信義則違反として否定される場合があります(否定する裁判例があります)。

(中略)

過払い金が発生しているかどうかまず自分で調べてみたい方は取引履歴を取り寄せて計算してみることをお勧めします。
ここで,自己破産時に同じ貸金業者に過払状態の取引と債務が残る取引があった場合,自己破産後に過払い金返還請求をすると免責を受けた他の債務との相殺を主張されることがあります。免責された債権での相殺の可否という論点ですが,この点は相殺を肯定した判例が確認されています。

(中略)

また,破産当時存在した過払い金は本来であれば管財人が回収して他の債権者の配当に回すべき財産であり,破産者が受領できる金額ではなかったなどとして権利の濫用の主張がされることがあるので注意が必要です。これは個々の事案の個別具体的な事情に応じた判断がされます。多くは,取引履歴の開示をされず過払状態であることを知らずに申し立てているので権利濫用・信義則違反に該当するれいは特殊な事案であると思われます。

(中略)

なお,現在では,申立前に過払い金の有無を調査しないで申し立てると,資産調査未了という理由で管財人が選任される場合があります(少額管財事件)。管財人の調査の結果,多額の過払い金があり,手続費用を控除して債権者に債権全額配当をしてもなお破産者本人に返還する余剰が出るという例が年に数件あるとのことです(東京地裁)。この場合,そもそも破産する必要がなかったことになるので必ず過払い金の有無を確認する必要があります。

完済後の過払い請求はほぼ問題なく取り戻すことが出来るようになってきていますが、それでも各業者によっては対応がまちまちである場合があります。
大手の業者であれば協力的に対処してくれるでしょうが、すんなり応じてくれないところもあるのです。
これが、自己破産後に過払い請求するとなるとさらにやっかいです。
実際に自己破産後の過払い請求においては、貸金業者が裁判を起こしたりする事例もありました。
免責後の過払い金返還請求が認められる判決もありますが、必ずしも認められるという訳ではありません。
オススメの記事

まだデータがありません。

このまとめのキュレーター

カテゴリ一覧

新着のまとめ

最新のトレンドを知るなら、ここをチェック

【綺麗になりたい】アルガンオイルの魅力は美肌効果にあり?

dokj215

全身がしっとり・もっちり?話題のアルガンオイルの使い方!

freedamlive1009

美容と健康に効果的!アルガンオイルの意外な使い方

ゆういち2017

女性用の育毛剤~どれを使うか迷った時の選び方まとめ~

wakame

アルガンオイルの効能と成分~美容・食事の実用例紹介~

いちご大福

 

キュレーションメディア |